子育て0.2%改善塾

特に子育てに役立つ情報を提供していきます。毎日0.2%の前進を目指します。ためになる本、健康ネタなどを紹介していきます。

解決能力のある子に

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 前回に引き続き、子育てのバイブル本「子供が聴いてくれる話し方と子供が話してくれる聴き方 大全」のブックレビューです。

今回は解決能力のある子に育てるための会話です。

 

子供が学校から帰ってきたとき、子供に色々質問をしてませんか?

親「学校どうだった?」「今日の遠足は楽しかった?」

子「別に」「楽しくなかった」

親「どうして?」

子「・・・」

 

まさにこんな感じの会話を私はしていました。子供は答えたくない時は、「わからない」「ほっておいて」という風に答えます。確かに、私自身が子供の時もそうでした・・

 

こんな時は、子供に質問をする代わりに、親との会話への招待をするとよいそうです。

例えば、

親「 あなたのプレゼンテーションがどうだったか気になるなあ。気が向いたら話しに来てね」

親「 あなたが話す気になったら、修学旅行のこと話してほしいなぁ」と聞くと、

子「今なら話せるよ。聞きたい?」とくるそうです。

 

○○は楽しかった?と聞かれると、楽しくなかった時に、親からは楽しさまで期待されているんだと、親の気持ちがプレッシャーになったことを思い出しました(汗)

 

また、子供の質問にはすぐに答えてしまうと、子供の考える思考力が育たないそうです。

その代わりに、

1)子供からの質問には質問で返す

「それを不思議に思うのね」「あなたはどう思う?」「どうして人は自分のしたいようにしてはいけないのかしらね」「それは大切な質問ね。哲学者たちが何世紀もかかって考えてきたようなこだわ」という風に答える。

 

2)家庭外の情報を使うように子供に勧める

子供の家族への依存心を少なくする方法の一つは、外には大きな地域社会があり、それは価値ある情報源を持っています。そしてその情報源はアクセスされるのを待っているということを子供に見せること。必要な時には様々な手助けをしてくれるところがあることを教えてあげるのです。

 

3)子供の助けになるほめ方は、一言ですませるのではなく、事実を見たままに言い表す

例えば、

親「素敵な詩ね」といわないで、

親「あなたの詩には感動したわ。特に大きな翼の躍動の行がとても好きだわ」と見たこと感じたことを言い表す。

 

手編みマフラーをもらった時

親「とても素敵マフラーね」(子は本当にそう思っているのかなと思う)というかわりに

親「この鮮やかな赤色が好き、網目が綺麗に揃っているね、その上十分幅があるから寒い日でも本当に暖かいだろうね 」というと、親が気に入ったんだと子供は思う

 

言い表す褒め方は一生子供の心に残り、生涯を通じて心の拠り所となります。勇気がくじかれた時にもそこに立ち返ることができます。昔、親から褒められたんだと辛い時に立ち返ることができます。親は衣食住を満たす以外にも親としての義務があるということ、それは「自分はこれでいいんだ」と子供に確信させてやること。世の中が子供たちの悪いところばかりを指摘するけれども、親としては子供たちの良いところを知らせてやることが必要です。

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子供が悪いことをしても罰を与えてはだめです。それは、罰することによって、子供が自分自身の過ちに直面し、自分で解決する能力を奪ってしまうから。

1 子供に罰を与えるかわりにできることとは、

1 )役に立つやり方を教える

例えば、子供かスーパーの中を走り回ったら、歩くか、帰るか自分で決めなさいと言う。

2 )人格を否定しないで、不賛成の意思を表し、期待することを述べる

親の道具を使ったまま片付けなかった後には、頭にくるとは言わず、もとあったところに返して欲しい旨伝える。

3 )子供と一緒に改善方法を考えて、子供に選ばせる

それでも忘れてしまうなら、親の道具を借りたら必ず元の場所に返すか、道具を使えなくなるか、子供に選ばせる。

4 )行動した結果、約束を守れなければ、自分の誤った行動の結果を経験させる

それでも改善されなければ、道具のある場所に鍵をしめてしまう。

他の例では、前回、スーパーで走り回ってしまった子には、今回は一緒に連れて行かないという。理由を考えさせる。まだチャンスはあるから、今回は1人で行きます。ごめんなさいと言う。

 

<少し複雑な問題の解決方法>

1 )子供の気持ちと必要性を聞く

2)親の気持ちと必要性を話す

3)子供と解決策を一緒に出し、浮かんだ案を全て書き出す

注意点は、子供から案を出させること。たとえ、どんな案でも、親が評価したり、難癖をつけないこと。それはダメよとは絶対言わないこと。

4)どの案を残し、どの案を消すか話し合う

 

<留意点>

★ 子供を正してやらなければならないと考えるのをやめる。親の考えはいつも正しいという考えをやめる。

 

★ 子供は聴いてくれている、わかってくれていると感じた時に、はじめて、親の気持ちを考えることができるようになる。

 

★ 兄弟がいる場合に、「誰がやったの?」とは尋ねないこと。

かわりに、ママは誰がやったかには興味がありません。起こってしまったことで、誰かを責めることには興味がないと伝える。これからは気をつけるようにして欲しいと伝える。そして、一緒に○○するのを手伝ってと伝える。

子供を責めたり罰したりしないと、子供は誰かに仕返しをすることを考えずに、自分で責任が取れるようになれるそうです。

 

★ 同じ過ちを繰り返す子には、ごめんなさいということは、これからは違う行動をするということよと伝える。ごめんなさいということは、変わるという意味よ。そう言ってくれて嬉しいわ。これからはどうするか自分に聞いてみてねと言う。

 

★ 何かを聞かれた時に、ダメとは言わずに、情報を与える(状況を話す)

  →子供は自分で考える

 

★ ダメなときでも、子供の気持ちをいったん受け入れ、○○したいけれど、○○という状況なのと問題点を話す。(うちの子は、ダメという言葉に反応し、怒ります)

 

★ 可能な時は、ダメと言わず、「いいよ。○○してからね」という。

 

★ 「ちょっと考えさせてくれる」という。(親も子も時間が経つと落ち着く)

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★ 子供にはレッテルをはらない。ダメな子という親が行ってしまうと、そのように行動してしまう。

 

子供がレッテル通りに行動した時には、親の気持ちと期待することの両方を話す。

独り占めしてしまう欲張りな子には、「クッキーはみんなで食べるんだよ。あたたは自分にダメと言えるようになってほしいな」という。「皆に公平にクッキーを分けてね」と頼む。

 

命令口調で要求する子には「そういう言い方はいやよ。違う頼み方をしてくれる?」と言う。

 

負けた時に怒ってしまう子には、「そういう態度は嫌よ。どんなに勝ちたくても、ゲームは負けても、楽しめるようになってね」と言う。

 

うっかり屋の子には、「○○するのと、○○するのは、どっちが安全だと思う?」と違った面に気づかせる。

 

子供が面倒でできなかったことを頼んで、自分ができることを分からせる。例えば、午後は犬の散歩と餌やりを任せるよと頼む。

 

この本は、子供との会話のヒントが満載でした。このようなよい本を紹介して下さった亀之助さんには感謝です。すぐにはできないことも多いと思いますが、このブログのメモに立ち返り、実践して行こうと思います。